Pig Destroyerの『 Mass & Volume 』を聴いた

雑記

Pig Destroyerの『Mass & Volume』を、久しぶりに聴いた。

やっぱり、めっちゃ好きな作品やった。

Pig Destroyerといえば、普段はグラインドコアのバンドという印象がある。自分が聴いてきた曲も、速い曲が多かった。でも、グラインドコアと言い切ってええんかな、と迷うこともある。きっちり説明できるほど聴き込んできたわけではないから、あくまで自分の中の印象やけど。

そんなPig Destroyerの『Mass & Volume』は、その印象とは少し違う。フィードバックを活かしながら、音と音の間をいい具合に使って、ゆっくりと重く進んでいく。速さで押し切るのではなく、鳴っている音だけやなく、その隙間まで聴かせてくれる感じがある。

「スローな曲」と言ってしまってええんやろか。自分には、そう聴こえる。ただ遅いだけやなく、間があるからこそ、音の重さや緊張感がじわじわ伝わってくる。こういう音が、ほんまにツボやねん。

ジャケットのアートワークはArik Roper。好きなアーティストが手がけていると知って、音だけやなく、ジャケットにも惹かれる作品やなと思った。

そういえば、Pig Destroyerの別の作品で聴いた「Natasha」も、スローな曲で自分のツボやった。37分を超える長い曲で、もともとは『Terrifyer』に付属するDVDに収録されていたもの。後に『Natasha』というEPとして単独でもリリースされている。公式の紹介でも、ゆっくり進むドゥーム寄りの曲として説明されている。

『Mass & Volume』を久しぶりに聴いて、「Natasha」のことも思い出した。Pig Destroyerには、速い曲ばかりやなく、自分に響くスローで重い曲もある。あまり聴いてこなかった自分にとって、この作品はバンドを見る目、聴く耳が変わるきっかけになった。

『Mass & Volume』は、個人的にストライクな作品。どう説明するかより、この重さや間の使い方が好きやという気持ちを大事にして、また聴きたい。

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