今日は早朝から、息子のバスケの朝練に付き合った。
その時、隣のコートで一人で練習していたオッさんが、コート上で電子タバコを吸い始めた。
それを見た瞬間、
「いや、ここで吸うんかい」
と、ブチ切れそうになった。
でも、注意して揉めるのも違う気がする。
そう自分に言い聞かせて、何も言わずに自制した。
マウトロは、ただのヘタレです。
ただ、何が正しいんやろなとも思う。
タバコが嫌いな人からすれば、近くで吸われるだけでも腹が立つと思う。
吸う側からすれば、
「そっちに煙が行ってへんかったらええやろ」
という感覚なのかもしれない。
電子タバコなら、そこまで気にしなくてもいいと思っていた可能性もある。
俺も昔はタバコを吸っていた。
今はもうやめたけど、タバコそのものが嫌いになったわけではない。
吸っていた頃は、ほんまに美味かった。
やめたきっかけは、インフルエンザにかかった時だった。
ゼーゼー言うているのに、どうしてもタバコが吸いたくなって吸ってしまった。
すると過呼吸になり、本気で死ぬかと思った。
それが怖くて、タバコをやめた。
そんな状態でも吸いたくなったんやから、今考えるとなかなかのもんです。
昔は今ほど規制も厳しくなく、いろいろな場所で普通に吸えたような印象がある。
そういえば、俺が少年野球をやっていた頃も、バスケ部やった頃も、練習しているすぐ横でコーチがタバコを吸っていた。
ベンチでも普通に吸っていた。
コート上に選手を集合させて、タバコを吸いながら指示していたコーチもいた。
今考えたら、なかなかすごい光景やな。
でも、当時はそれを見ても、特に何も思わなかった。
それが今では、吸える場所が細かく決められている。
もちろん、吸わない人に煙を吸わせないためには必要なことやと思う。
ただ、規制が厳しくなったことで、決められた場所以外で吸っている人を見ると、それだけで悪い印象を持つようにもなった。
路上喫煙禁止の場所で吸っている人を見ると、
「ルールを守れへん人なんやな」
「関わらんとこ」
と思ってしまう。
昔は自分も吸う側の人間やったのに。
タバコを吸う人イコール悪。
そんな単純な先入観を持つようになった自分にも、少し引っかかる。
ただ、今日のコート上での電子タバコは、やっぱりアカンと思う。
結局、俺が腹を立てたのは、タバコそのものにではなく、吸う場所を気にしていないように見えたことなんやと思う。
やめた今でも、吸う人の気持ちは少し分かる。
でも、吸わない人が嫌がる気持ちも分かる。
昔はコーチがコートで吸っていても何も思わなかった俺が、今では知らないオッさんの電子タバコに腹を立てている。
人間、勝手なもんです。
ちなみに、アイキャッチの栗まんじゅうは、今回の話とは何の関係もありません。
今日食べただけです。


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