Sleepの『 Dopesmoker 』。
「今更載せるん?」
そう思う人もいるかもしれへん。
でも、気にしない。
今回写真にしたのは、何度も針を落としてきたTee Pee Records盤の2LP。

この作品を今まで何回聴いたんやろ。
正直、数えられない。
CDでも持っていた。
『Dopesmoker』は約1時間、1曲だけで構成された作品。
普通なら「長い」と思うはずやのに、不思議と最後まで聴いてしまう。
忙しい人でも、足を止めさせてしまう。
そんな作品やと思っている。
「あ、聴きたくなってきた…。」
そう思って針を落としても、途中で止められへん。
気付けばレコードを裏返し、2枚目に替えている。

そして気付けば1時間。
その場から動けなくなる。
Sleepを知らない人からしたら、
「同じようなリフばかりやん。」
そんな反応になるかもしれへん。
でも、その繰り返しがええ。
少しずつ景色が変わっていくような感覚というか、気付けば作品の中に入り込んでしまう。
好きな人には、この1時間があっという間。
『Jerusalem』としてリリースされた作品の完全版として知られ、今ではSleepを代表する作品のひとつ。
今でもこのTee Pee盤は大切に聴いている。
それでも欲は尽きへん。
Southern Lord盤も欲しい。
Third Man Records盤も欲しい。
CDも、また手元に置いておきたい。
同じ作品なのに欲しくなる。
ジャケットアートも大好きである。
レコード好き。
Sleep好き。
Arik Roper好き。
そんな人なら、この気持ちを分かってくれる人もいると思う。
よく、いろんな作品のレビューを書いている人たちを見て、
ほんまに凄いな。
と思う。
自分には、そんな語彙力がない。
「良い。」
「めっちゃ良い。」
「カッコええ。」
「凄い。」
結局、それくらいしか出てこない。
だから、作品を言葉で伝えられる人たちは、本当にリスペクトしている。
語ろうと思えば思うほど、うまく言葉にできない。
だから今日も細かく語るのはやめておく。
マウトロは、また『Dopesmoker』が聴きたいがために、1時間という時間を喜んで費やせる。
そんな作品である。


コメント