Windhandの1stが、Arik Roperのジャケットで再発されていたのを、買ってしまった。
ごめんなさい。
誰に謝ってるのか知らんけど。
でも、これは仕方ない。
最高やん。
Windhand、カッコいいねん。
知ってる。
いや、まずこのジャケット。
紫色の空と墓地。
その向こうに、幽霊なのか、煙なのか、それとも別の何かなのか分からないものが浮かんでいる。
この色使いも、たまらんですね。
暗いのに、どこか鮮やか。
不気味なのに、ずっと眺めていたくなる。
Arik Roperの作品には、砂漠や宇宙を思わせるものも多いけど、こういう夜の墓地みたいな世界も良い。
行ってみたいけど、帰る手段だけは絶対に確保しておきたい世界。
片道切符では行きたくない。
ネットで見た時点でも十分カッコよかったけど、実物はさらに良かった。
紙の質感もあるし、色の出方も良い。
画面で見るのとは違って、手元に置いた時の存在感がちゃんとある。
そして、ジャケットを開く。

中にも、得体の知れない何かがいっぱい。
煙にも見えるし、木の根にも見える。
生き物のようにも見えるけど、よく分からない。
よく分からんけど、とにかく良い。
こういう「何なのか説明できないけど、ずっと見てしまう」絵が好きです。
ヴァイオレットカラーのレコードも、ジャケットの色と合っている。
盤面までちゃんと世界観の中にある。
これは嬉しい。
はい、またジャケットを眺めていられる作品が増えました。
レコードを聴く前に、しばらくジャケットを見てしまう。
こういう時間も、レコードを買った楽しみのひとつやと思う。
裏側も良いねん。

墓地の奥に、白く光る入口がある。
ここから帰れるのか。
入ったら終わりなのか。
どっちにしても、近づきたくなる。
こういう絵を見ると、勝手に物語を考えてしまう。
この場所に誰かがいるのか、ここを抜けた先に何があるのか。
でも、答えは分からないままで良い。
分からないからこそ、何度も見たくなる。
このレコードは、Windhandが2012年に発表した1stアルバムの再発盤。2枚組で、デモ音源などのボーナストラックも入っている。
正直に言えば、今回買った一番のきっかけはArik Roperのジャケット。
でも、Windhandがカッコいいのは知ってる。
重たいリフと、Dorthia Cottrellの歌声。
ゆっくり沈んでいくような音なのに、ちゃんと引き込まれる。
このジャケットの紫色の世界と、Windhandの音がめちゃくちゃ合っている。
音を聴きながらジャケットを見ると、絵の中の墓地や煙が、音に合わせて少しずつ動いているようにも感じる。
ジャケットに惹かれてレコードを買う。
そんな買い方も、全然ありやと思う。前にも言ったっけ?
というか、レコードは音だけじゃなく、ジャケットを含めて欲しくなるものやから。
届いて、開けて、眺めて、レコードを聴く。
この一連の時間が、やっぱり良い。
買って良かった。
めっちゃヤバい。
嬉しすぎる。
カッコよすぎるわ。


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